【Tableau Desktop Specialist】に合格するために行ったこと
こんにちは! データソリューション課 のNです。
ブルームテクノロジーに入社して、もうすぐ1年。学ぶことがまだまだ沢山ありますが、お客様のために奔走する毎日を過ごしております。
私がBIコンサルタントとして現在メインで使用しているBIツールはtableau(タブロー)です。未経験で触れたため、最初は操作に苦戦していましたが、徐々に慣れてきました。教材や先輩のアドバイスなどを元に操作を学びましたが、部分的に自己流なところもありました。
BI領域についてお客様からご相談いただく機会が増えてきたなかで、最近では「もっとBIスキルを高めて、お客様との信頼強化に繋げたい」という想いが強くなってきたことが、今回のテーマとしたTableau認定資格「Tableau Desktop Specialist」を受験したきっかけとなりました。
本記事では、Tableauデスクトップスペシャリスト資格について知りたいや実際に受験を考えている方に向けて、申し込み手順や実際に行った学習方法などを簡単にご紹介できればと思います。
Tableau Desktop Specialist資格とは?
まず、Tableauデスクトップスペシャリス資格についての説明です。
本資格をざっくり言うと「Tableauの基本的な知識を有しており、ツール操作を問題なく行える」ことを証明出来る資格です。また、資格勉強をして行く過程で、Tableauに関連する用語や使用項目の理解が更に深まるので、業務内でのツール操作の時間短縮にも繋がったと個人的には感じました。
Tableau Desktop Specialist を受験したきっかけ
改めて、本資格を受験したきっかけについてのお話しとなりますが、先述の通り受験当時の筆者のスペックは下記になります。
- ブルームテクノロジーに入社して約1年
- Tableau歴は約半年。入社して初めてBIに触れた完全なる未経験入社
本資格の存在は以前から興味は持っていましたが、未経験の自分には受験に対してハードルの高さを感じており、なかなか受験に踏み出すことができませんでした。
しかし、いつまでも未経験で甘えてはいけない、「自分のために、会社のために、そして、お客様のために出来ることは何だろう」と考えたときに「今よりもさらにBIツールの操作技術を高め、お客様の要望を1つでも多く解決することだ」という観点にいたりました。
すでに当資格を所有している先輩方のアドバイスなども、受験を後押ししてくれたと思います。
…正直、受験料も1万円以上かかるので、落ちたら嫌だなといった気持ちもありました。
Tableau Desktop Specialistの概要
下記、当試験の大まかな概要です。
試験時間 | 試験時間は60分 解答時間が40~50分程度で、見直しに10分程使える時間配分がいいかと思います。 |
問題形式 | 四肢択一問題が基本です。 「誤っている方を選択」「複数選択」といったちょっといじわるな問題もチラホラあるので、解答する際は問題文をよく読むことが必要です 。 |
試験内容 | データ接続をする際の知識、レポート構築する際のグラフの概要や用語理解が問われる問題を中心に構成されていました。 |
試験詳細をさらに知りたい方は、こちらのリンクをご覧ください。
試験への申し込み手順
試験申込サイトの表記などが少々複雑で、申し込みに時間がかかったのを覚えています。
これから試験を受験される方々が申し込み方法で躓かないために、簡単にまとめてみましたので、参考となれば幸いです。主な手順は下記になります
1.試験申し込みページへアクセス
Tableau Desktop Specialist申し込みページへアクセス!
※Tableauアカウントをお持ちでない方は、アカウントを作成してください
2.試験の詳細を決める
「自宅でのオンライン受験」or「試験センターでの受験」を選ぶことができますが、設備環境を踏まえると「試験センターでの受験」が圧倒的におすすめです!
- 試験センターで受験する場合、試験会場と試験時間を選択する
- オンライン受験の場合、試験官の話す言語、タイムゾーン、試験日時等を選択する(日本で受験される方は「Yes, that’s right!」を選択してください。)
3.試験を予約する
試験の詳細(金額・注意事項など)を確認し問題無ければ、こちらで予約します。この時点で受験料を支払うクレジットカードの情報を入力します。
受験料は$100ドルで、筆者は「約¥16,000」を支払いました。申し込みが完了できたら、試験本番までひたすら勉強となります。
Tableu Desktop Specialistの学習方法
私の場合、学習期間は約3ヶ月、毎朝1時間ほど移動時間などを活用して学習してました。
学習手段はだいたい下記3つの方法でした。
- 問題集をひたすら解く
- 不明点は、書籍とTableauヘルプサイトで調べる
- Udemyで動画学習を行う
1.問題集をひたすら解く
当試験の「模擬問題集」が他サイトからDLできた為、その問題集をひたすら解きました。当たり前かもしれないですが、「問題集を制する者が、受験を制する」です。問題を理解するまで、根気よく解き続けましょう。
- 問題を一問として解答するのではなく、選択肢ごと解答する。
- 1度解いて終わりにするのではなく、問題を解く間隔を徐々に空ける。
(最初に解いた日から1日後、そこから2日後に解く、さらに3日後に解くイメージです)
2.不明点は「関連書籍」や「Tableauヘルプサイト」で調べる
「わからない用語は放置しない」を徹底しました。
わからない問題だけではなく、何度も間違えてしまう問題、あやふやにしてしまっている問題は、書籍とTableauヘルプサイトで調べ、ノートに書いていました。そして、移動時間中はノートに書いた内容をインプットしていました。
<参考書籍> Tableauによる最強・最速のデータ可視化テクニック 第3版~データ加工からダッシュボード作成まで~
<参考サイト> Tableauヘルプサイト
https://www.tableau.com/ja-jp/support/help
3.Udemy動画での学習
試験1週間前には下記のUdemy動画での学習も行いました。本動画は、基礎的な知識が体系的に集約されており、試験対策に最適です。
はじめてのTableauデータ分析(入門・初級)~2時間でTableau Desktop Specialist資格対策~
https://www.udemy.com/course/tableautableau-desktop-specialist/
+α
先述した学習方法に加え、私のマインドセットについてもお話ししたいと思います。勉強期間中は、主に2つのことを意識していました。
[!] 勉強をしない日はつくらない
どんなに忙しくても、5分でも良いので、勉強する習慣を意識していました。忙しい人ほど、移動時間などの「すきま時間」を活用することおすすめです。小さな習慣をコツコツ身に着けることが大事だと思います。
[!] 問題文を暗記しようとしない
出題形式は時期によってさまざまです。問題集などを丸暗記しようとすると、問題数も多く気持ち的にも辛かったです。内容の理解が最も大事だと思うので、用語やどの領域を問われているかの理解に努めることが大切だと感じました。
◎おわりに
正直言うと、試験本番が近づいていくにつれて、
「本当に合格することが出来るのだろうか..」「今まで勉強していたことが無駄にはならないか..」
といった不安が頭をよぎっていました。
しかし、合格通知を手に取った時は喜びの感情が爆発しそうでした。「約3か月間、頑張って本当に良かった」と強く思えました。
また、会社の方々、友人、家族に「おめでとう」と言っていただけたのも嬉しかったですね。
実際に取得してみて、Tableauの基礎的な知識・操作理解を広く深く学ぶことが出来る良い資格だなと個人的には思っています。
BI未経験、Tableau歴1年も満たない私でも取得が出来たので、是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか。本記事が受験対策のご参考となれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!