インフラエンジニアのお仕事紹介
システム統括課インフラチーム ブログ担当です。
突然ですが。
システム統括課インフラチームは、いわゆる「インフラエンジニア」のチームです。
インフラエンジニア……と聞いてすぐに業務スコープのイメージが浮かぶ方は、少し近いご経歴をお持ちの方かも知れません。もしくは同様の分野にご興味を持って頂いているか。
しかし残念なことに、「今どんな仕事しているの?」と訊ねられたから「インフラエンジニアだよ」と答えると、「へぇ……(長考)……プログラマー的な?」と返される確率は高いです。
つまり、何のエンジニアか?まで掘り下げた時の認知度が、高くない……!(インフラエンジニアあるあるだと思っています)
……そこで今回はこの場をお借りし、その悔しさを晴らすためにも普段どのような業務を行っているのか簡単な自己紹介と併せて業務のご説明もさせて頂きたいと思います。
【自己紹介】 2020年4月中途入社、30代、業務未経験 独学でLinuxの学習や自宅サーバの運用を行っていたこと、プログラミングスクールに通っていたことなどを評価いただき、エンジニアの世界に足を踏み入れました。 入社当初は右も左もわからず、そもそもオフィスワーク自体が初めての経験でしたが、優しい先輩社員や同僚たちのサポートもあり、なんとかここまでやってくることができました。 これから紹介させていただく様々な業務に携わることで、少しずつではありますが、日々の成長を実感しています。
安定したサービス提供の為に奔走 クラウドインフラ業務
ブルームテクノロジーではクラウドリソースを用いて多くのサーバ&ネットワーク環境を構築しています。
特に仮想サーバを多く扱っており、
- WEBサーバ
- DBサーバ
- メールサーバ
- 処理用バッチサーバ
- ファイルサーバ
……等。
種類は多岐にわたり、インフラチームではこれらサーバの設計構築と運用管理を担当しています。
それぞれのサーバはクラウドならではのメリットを生かした冗長化・負荷分散・自動復旧等の仕組みを備えており、インフラエンジニアにありがちな業務時間外の障害対応がほとんど発生しないのが自慢のポイントです。
実際、私が入社してからの2年間、業務時間外の対応は発生しておらず、基盤を構築した先輩エンジニアには頭が上がりません。
その他、サーバの監視やドメインの管理、データの保管などなど、ほとんどをクラウド上で行っています。(クラウドって本当便利ですよね…)
最近ではコンテナ環境の導入や、データの分析・加工、BIツールを用いた可視化プロジェクトに携わったりと、勉強することも多いですが、様々な技術に触れることができるのが当社インフラエンジニアの利点の一つだと思います。
みんなの業務を支える環境の屋台骨 物理インフラ作業
ここまではクラウドインフラの話でしたが、ブルームテクノロジーにはもちろん物理的なインフラも存在します。
社内には立派なサーバルームがあり、サーバラック内ではルーターなどのネットワーク機器やオンプレミスサーバなどが稼働しています。
これら物理機器の保守や管理はもちろん、有線LANの配線・無線LANアクセスポイントのセッティングなども重要な仕事となっています。
また、PCのセットアップや在庫管理、ソフトウェアのセットアップやライセンス管理といった、いわゆるファシリティ業務も業務範囲に含まれており、サーバ・ネットワークにとどまらない幅広い知識を身に着けることができるのが特徴です。
地味でも大切 時にはルーチンワークも
クラウドサービスや自社製のスクリプトなどを利用することにより、雑業務の自動化を進めている当社ですが、中には必ず人の手でチェックする必要が有る定型業務も存在します。
主にメールチェックやクラウド利用料金の確認などが該当します。
重要なメールを見逃さない様始業時に必ずチェックを行ったり、クラウドサービスの利用状況を確認し、料金におかしな点がないかなどをチェックします。
とはいえ、エンジニアとは往々にして面倒臭がりな生き物。
実は今も、自動化と改善の機会を虎視眈々と伺っています。
いずれはこれらの作業もサーバレスなスクリプト実行環境や、機械学習の仕組みを取り入れた異常検知サービスなどを導入し、業務フローを改善していけたらと思っています。
あとがき
以上がブルームテクノロジー インフラエンジニアの主な業務内容となります。
……イメージ頂けましたでしょうか。
時にはプログラムだって書きますが、それだけではありません。
つまり、なかなか外からは見えにくい部分ながら幅広く「縁の下の力持ち」として戦っているチームです。見えないところで頑張っていることが美学ながら、本当は分かって欲しい気もする、そんなエンジニアの一員です。
最後に、今年の抱負です。
今後は当社のメイン事業「AI/データ分析」業務における基盤構築や資格取得にどんどん挑戦していきたいと思っており、「縁の下」だけでは終わらない、強いインフラエンジニアを目指してこれからも邁進して参ります。
以上です。貴重なお時間を頂きありがとうございました。