技術書典13にオフライン参加してきた
こんにちは、システム統括課インフラチームブログ担当です。
今回は9月11日に開催された技術書のオンリーイベント「技術書典13」に参加してきた話を書かせていただきます。
技術書典とは・・・
2016年から定期的に開催されている技術書を専門とした同人イベントです。
公式サイト:https://techbookfest.org/
ここ数年は新型コロナウィルス感染拡大の影響もあり、オンラインマーケットのみの開催となっていましたが、
この度オフラインイベントが復活したので、初めて参加してきました。
会場は感染対策も徹底されており、出展者や参加者の方でとても賑わっていました。
今回インフラ関係の書籍はそれほど多くなく(いつも・・・?)、IoT・電子工作関連やGo言語関連が多めかなという印象でした。
欲しい書籍はあらかじめチェック済みだったのですが、目当ての品以外にも色々と買いすぎてしまいました・・・。
今日はこの中から個人的に刺さった書籍について、軽く紹介させていただきます。
Amazon CloudWatch[本格]入門 ~クラウドネイティブオブザーバビリティストーリー~
著者(サークル):アライとウマカツ
AmazonのクラウドサービスAmazonWebServiceのサービスのひとつ、CloudWatchのオンリー本です。
CloudWatchといえば、弊社でも導入しているAWSのサーバーやリソースの監視・分析等を行うサービスですが、高機能な分まだまだ使いこなせていないところも多いというのが現状です。
この本はそんなCloudWatchの各機能について200を超えるページ数で解説されており、まさに「こんな本が欲しかった!」と思わせる内容で、今回のイベントで一番の戦利品でした。
はじめてのDocker&SageMaker 実運用のための一歩先の機械学習
著者(サークル):じゅ~しぃ~すくりぷと
コンテナサービスのDockerとAWSの機械学習プラットフォームSageMakerを用いた機械学習の解説書です。
Dockerによる環境構築から、S3やECRといった関連AWSサービスまで丁寧に解説されており、あまりAWSを触ったことのない人にも非常にわかりやすい内容となっています。
巻末には今話題のStable Diffusionによる画像生成のハンズオンも用意されています。
『くいっく』HTTP/3編 RFC対応版
著者(サークル):猫耳堂
HTTPの最新バージョンHTTP/3について、プログラムに似た『魔法』という技術が発展した異世界を舞台に『精霊魔術師(フロントエンドエンジニア)』の主人公が『魔法技術競技会での優勝を目指す』、といったストーリー仕立てで解説されている技術書です。
プロトコルを『魔術回路』、サーバを『精霊さん』に例えるなど細部にまで徹底してこだわっているのが印象的でした。
個人的に『マンガでわかる~』系の技術書は噛み砕き過ぎていて逆にわかりづらいという印象があったのですが、この書籍はとてもわかりやすく解説されており、次巻もぜひ読んでみたいと思わせる内容でした。
※番外編※
PCB Cheat Ruler
著者(サークル): Romly Shop
電子工作はやらないのですが、紫色の基盤と金メッキの魅力にやられつい買ってしまいました。
以上、個人的に刺さった書籍の紹介でした。
今回初めてのオフライン参加となりましたが、著者の方やテックブックを出版されている他社のエンジニアの方とお話することもでき、とても貴重な体験になりました。
次回のオフライン開催があれば、また参加したいと思います!
イベント期間外でも公式サイトのオンラインマーケット(https://techbookfest.org/market)から電子版はいつでも購入できるので、ご興味のある方はぜひ!
さいごに
やっぱり紙の本って良いですよね~、触り心地だったり印刷の匂いだったり。。。
ではでは。