「AI to earn」我が家に一台AIトレードシステムを持つ時代へ(妄想)
どうも。マーケティングリサーチ課のIです。
僕は専業のFXトレーダーになることを目指し、日々市場で修行を積んでおります。
トレードが楽しいのでいつまでも裁量トレード(自分の裁量で行うトレード)をやっていたいのですが、本音をいうと「市場で勝手に稼いできてくれるAIが欲しい」のです。
例えば
「資金の5%を毎月平均的に稼いでくれるAIトレードシステム」
「〇円稼いできてといったら稼いできてくれるAIトレードシステム(神レベル)」
のようなトレードシステムがあったらいいなーと昔から妄想しています。
以前はドラえもんでもいないと無理かなーと思っていましたが、AI時代になった現在の状況から考えると「可能かも」と感じるようになってきました。
AIを一般ユーザーが利用できる時代に突入し、AIを利用して収入を得る「AI to earn」が可能になりつつあるということで、今回は「AI×トレード」をテーマに執筆していきたいと思います。
※投資助言ではありません。AIのお話です(-人-)※
金融業界でも進むAI活用
実は金融業界では、30年以上も前からアルゴリズムトレード(アルゴリズム取引)と呼ばれるコンピュータを使った取引方法が始まっていました。初めて開発したのはモルガン・スタンレー社と言われています。
そして時代を重ねるごとに証券会社・ヘッジファンド・機関投資家の間でも使われるようになり、今では当たり前のように導入が進んでいます。
これまで人が行っていた売買判断を、AIが市場の動向に影響を与えるデータをアルゴリズムで判断し、いつ売買するべきかをサポートしてくれる、またはAI自身で判断して自動で売買してくれるツールですから、金融業界が欲しがらない理由がないわけですね。
とはいえ、アルゴリズムトレードは人には不可能なスピードで取引を行えるため、価格が大きく変動するといった影響が相場で起きています。
個人でも使えるようになってきたAIトレード
これまで個人トレーダーが利用してきたシステムトレードというと、EA(エキスパートアドバイザー)が主流でした。EAは証券会社のツールに組み込むことができる自動売買システムで、自分で作成したり証券会社が提供しているEAを使用することも可能です。
ただ、自作するとなるとコードを書くスキルが必要だったり、テスト走行をひたすら繰り返す必要があったりと、それなりにハードルが高い状況でした。
そこで登場してきたのが、証券会社によって開発されたAIを組み込んだトレードシステムです。
AIが売買タイミングを教えてくれるタイプのもの、売買タイミングを判断し自動で売買まで行ってくれるものなど、ユーザーのニーズに合わせたツールが開発され、すでに一般ユーザー向けに提供が始まっています。
育成系AIトレードシステム「マイメイト」
AIを組み込んだトレードシステムはいくつかありますが、今回は僕の理想のAIトレードになりそうなAIトレードシステム「マイメイト」を紹介します。
マイメイトはインヴァスト証券が提供しているFX専用のAIトレードシステムです。
この AIトレードシステム は
・自分だけのAIエージェントを作成できる
・自動売買で取引してくれる
・トレードしながら自分で学習してくれる(運用者がトレードを評価することも可能)
・成績の良いAIエージェントを選べる
などの特徴があります。
自分好みのAIエージェントを作成できる
マイメイトは自分の取引したい通貨や売買判断で使用する条件を設定して自分だけのキャラ(AIエージェント)を作成することができます。
キャラクターも可愛いので、とても愛着が沸くデザイン設計になっているところが◎ですね。
自動売買で取引してくれる/育てられる
マイメイトのAIエージェントは環境認識から売買判断まで全て自動で行ってくれます。また自己学習だけではなく、実行したトレードに対して手動で評価をすることも可能です。
トレードの結果によって褒めたり叱ったりしながら育てていくので成長も楽しめます。
成績の良いAIエージェントを選べる
自分でエージェントを作るだけではなく、他のユーザーが作成した成績の良いエージェントを選ぶ(実際はそのキャラの設定をコピーする感じ)こともできます。
自分でエージェントを作成した場合、学習させて育てるまでに時間がかかりますが、成績の良いエージェントを選ぶことで既に学習済みのエージェントを使用できるので、コスパ的にもよいわけです。
サービス提供者の目線で考えると、様々な組み合わせで作成されたエージェントを、ユーザーが自らテスト走行してくれる+育ててくれる→そこから成績がよかったエージェントを選定して自分たちの取引でも活用できるという仕組みなのかもしれませんね。
個人でもAIトレードを利用できる時代へ突入
マイメイトも提供開始当初は売買判断のサポートをしてくれる程度でしたが、2022年に自動売買システムが追加されたことで、個人でもAIトレードを利用できるようになりました。
僕の夢の一つである「「自動でお金を稼いできてくれるシステム」が実現されつつあることを感じております。
マイメイトの詳しい仕組みの解説はこちら(AIの仕様の話もあります)
ChatGPTを活用してトレードシステムを構築する個人トレーダー
先ほど紹介したマイメイトは、企業が提供しているAIを組み込んだトレードシステムですが、次に紹介するのは「AIにトレード手法(コード)を作ってもらう」という、これまでにない画期的な方法です。
そこで登場するのが最近話題の「ChatGPT」です!
ChatGPTにトレード手法を作ってもらう
AI業界のみならず世界的に注目されている「ChatGPT」ですが、なんとトレードにおいても活用が期待されています。
例えばこちらのYoutubeチャンネルでは、ChatGPTに特定のインディケーターを使用した手法を考えてもらい、さらにシステムトレード用のコードを作成してもらっています。
実際に行ったバックテストでは、通貨によって驚くべき結果を出しています。
簡単な質問だけでここまでのEA(エキスパートアドバイザー)を作ってくれるChatGPTは凄すぎますね。。
まだ対話型AIの黎明期でこの実力なので、今後精度が上がっていけば稼げるEAを自動生成してくれる可能性も大いにありそうです。
「AI to earn」はまだまだ広がる
今回はトレード×AIというテーマで記事を作成してみましたが、他の業界でもAIを活用して収入を得る方法は増えています。
そして「個人がAIを活用して稼げる時代が来ている」ということに気づけるかどうかが、今後の人生の分かれ道になるかもしれませんね。
AIにサポートしてもらいながら、より良いライフスタイルを送れる時代を夢見つつ、これからもトレードに精進していこうと思っています。