元車屋からデータサイエンティストへ転身~異業種からの挑戦とその軌跡~
はじめに
こんにちは!データサイエンス課のYです。
今回は、簡単な自己紹介とデータサイエンス課AI開発チームに所属する私が普段どのような業務を行っているのか紹介します。
データサイエンティストと聞いて、「???」が浮かぶ方も多いと思います。
データサイエンティストの定義は、
「数学、統計学、コンピューターサイエンスなどの専門的なスキルを使用してデータから価値を引き出す専門家のこと。」
とされていますが、難しい表現でこれでもまだ何をしているかわかりにくいと思います。
実際に異業種からデータサイエンティストに挑戦した私の紹介から始めていきます!
【自己紹介】
2022年11月中途入社、20代、業務未経験
前職は自動車整備士として輸入車ディーラーで汗を流していましたが、修理する側ではなく自動運転技術などのAI開発側の仕事に携わってみたいという気持ちが強くなりました。
一念発起し、プログラミングスクールへ入校。プログラミング言語「Python」や分析に必要な基礎知識を学んだのち、縁あって当社に入社させていただきました。
データサイエンス課の紹介
私の所属するデータサイエンス課には、大きく分けて2つのチームがあります。(2023年9月時点)
・AI開発チーム
知識豊富ななんでも屋 Tさん
私
・データ分析チーム
AI開発もできる二刀流 Hさん
ゲーム大好き紅一点 Tさん
まじめで努力家 Tさん
データサイエンス課をまとめる、頼れる部長 Kさん
以上、6人で日々業務に取り組んでいます。
今まで携わった業務
入社後2ヶ月の研修を終え携わった業務を紹介します。
※研修について知りたい方は以下の記事をご覧ください。
まずはOJTとして以下を行いました。
①社内で利用しているチャットボットの改修
・社内名簿の自動更新
└入退社に伴う社内名簿の更新を自動化するPyhtonコードの作成、システムの設定
・おすすめ項目増加
└毎日配信されるおすすめ項目のバリエーションを増やすためPyhtonコードの改修、システムの設定
・おすすめ配信自動停止
└土日祝日以外の会社独自の休日にチャットボットからのおすすめ配信停止を自動化するPythonコードの作成、システムの設定
②姿勢推定AIの技術調査と実装
・人間の体の各部分の位置や動きを把握し、解析する「姿勢推定AI」の技術研究やデモ実装のサポート
OJT後の業務としては以下の内容になります。
AI研究(物体追跡AI、画像・映像修復AI)
└「姿勢推定AI」は協力という形でAI研究を行っていましたが、OJT後は技術研究からデモ実装まで私が主体となって行っています。
ここでご紹介している内容は私が担当してきた業務の一部にすぎませんが、
AIを活用したサービス提供に必要な技術研究とデモ実装を行っています!
やりたいといったことをやらせてもらえる
現在私はAI研究の業務に携わっていますが、面接時や研修終了後に「映像系のAI」に関わる業務に携わりたいとお話しさせていただきました。
業務未経験で入社した私にもチャンスを与えてもらえるそんな会社です。
例えば、カメラの映像を解析し社内で販売されているお弁当を検知する「お弁当検知AI」などは私が実際にやりたいと言って実現したプロジェクトです。
まだまだ知識や経験が乏しいため、スムーズに業務が進まないこともあります。
しかし、頼れる上司やメンバーが快く質問やエラーに対応してくださるため大きな不安もなく業務に取り組めていると思います。特になんでも屋のTさんにはいつもお世話になっています。
こちらはW杯期間中に行われたフットサル大会の写真です。
ちなみに、このモザイク処理は先述のAI研究で得た自動で顔にモザイクを掛ける技術を用いて行いました!
我ながら良い出来です☆
まとめ
以上が私が入社以来携わった業務内容です。
データサイエンティストはデータの分析だけではなく、AI開発にも関わっているということがわかっていただけたでしょうか?
AI開発では、大量のデータからパターンを認識したり予測したりするアルゴリズム(ある問題を解決するために行われる手順やルールのこと)を作る際にデータサイエンスの力が必要になるのです。
簡単な説明になりましたが、みなさまのデータサイエンティストに対する理解の一助になれば幸いです!
異業種から入社し、まだまだ課題の多い私ですがこれからも積極的に手を上げ業務に取り組んでいきたいと思います。
チーム一丸となって、良いサービスを提供できるよう精進していきます!