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言語化が苦手なわたしがやってみた3つのこと

言語化が苦手なわたしがやってみた3つのこと

こんにちは!
MA課(マーケティングアナリスト課)のMです。

みなさんは「言語化」得意ですか? 苦手ですか?

※「言語化」とは?
思いや考えを理論的に整理し、他者が理解しやすい形で表現すること

わたしはとても苦手です。幼いころから読書は苦手だし、学生時代の国語の偏差値は30でした。

しかし、入社後の研修にて「MA課の業務をするには言語化を克服しなくてはならない」ことが発覚しました。。。

今回は、苦手な言語化と向き合うために、そしてシゴデキ*な女になるために、わたしが実践した「3つのこと」をご紹介します。

*シゴデキ…「仕事ができる」または「仕事ができる人」を略した言い方。

言語化の苦手克服の為に取り組んだこと

1.言語化に関する本を読む

読んだ本は弊社の書籍棚から選出したこちらの2冊です。印象に残ったところを一部抜粋しています。

「大事なことを一瞬で説明できる本」著.木暮太一

まず結論の一文を決めてください。「何を伝えるか決める」ということは、一文しか伝えられなかったときに、何を言うか、それを決めるということなんです。 (本誌50ページ)

ぼくが提唱している伝え方の絶対ルール「テンプレップの法則」(®一般社団法人 教育コミュニケーション協会)です。これは、情報を整理する際に、話がわかりやすくなる「順番」を示しています。

【ステップ1】話のテーマ(Theme)を伝える
【ステップ2】言いたいことの数(Number)を伝える 
【ステップ3】話の要点・結論(Point)を伝える 
【ステップ4】その結論が正しいといえる理由(Reason)を伝える 
【ステップ5】具体例(Example)を挙げる 
【ステップ6】要点・結論(Point)を繰り返して、締めくくる (本誌68-69ページ)

「大事なことを一瞬で説明できる本」 著. 木暮太一

「伝わる!文章力が身につく本」著.小笠原信之

主語を明確に出すことは、その文が何について書かれたか、その範囲を示すことです。 (本誌12ページ)

何でも「こと」「もの」で片づけない (本誌38ページ)

「こと」「もの」は便利だが中身があいまいになる (本誌39ページ)

「伝わる!文章力が身につく本」 著. 小笠原信之

上記2冊から学んだことは

  • 曖昧表現は避ける
  • 推量表現で自信のなさを示すより、断定表現で言い切ってしまう
  • 補足情報はあとから付け足す

これらを実行することでビジネスマンらしい言語化ができると信じています。

 2.言語化ができている人の言い回しを聞く

先輩がわたしに説明をするときに用いる言葉に注目しました。

わたしが抽象的で曖昧に伝えた意見を、「ビジネスっぽく」言い換えていたからです。

例:

思う → 推測できる、考える
同じもの → 同一商材 
見る → 閲覧する、拝見する
分かる → 理解する

「~と思う」や「~だと分かる」をよく使ってしまっていたので、上記のような言葉を使うよう努めます。意識することが大事だと考えています。

 3.日記を書いてみる

ただ日記を書くというよりも、以下のステップを踏んで書くことを意識しました。

  • Step1:一日の振り返りを、思ったまま、話し言葉のまま書き出す
  • Step2:書き出したものを、目の前にいる”誰か”に伝えているかのように読む
  • Step3:読みながら違和感を持ったところを修正する

この流れで日記を書くと、自分が書いた文章を客観視しやすくなります。

第三者として読んだときに読みごたえを感じられるか、感じられるようにするにはどう変更したら良いか、どんな言い回しができるか、調べながら言葉を選ぶことで精度が増していくのです。

*さいごに*

いかがでしたか?

言語化が苦手だなと思っているあなたの参考に、少しでもなったでしょうか

わたし自身もまだまだ「苦手な気持ち」から脱却できていませんが、シゴデキ女を目指して努力していきます。